@article{oai:niimi-c.repo.nii.ac.jp:00001162, author = {矢嶋, 裕樹 and 矢庭, さゆり}, journal = {新見公立大学紀要}, month = {}, note = {本研究は、中山間地域の高齢者を対象に、ソーシャル・キャピタル(Social Capital:SC)と精神的健康の関連を男女別に明らかにすることを目的とした。新見市に居住する高齢者1,182名を対象に、郵送法による質問紙調査を実施した。回収票731部(回収率61.8%)のうち、各項目に欠損値のない455部を分析対象とした。ロジスティック回帰分析の結果、男性においては、構造的SC(地域組織への参加)とうつ傾向とのあいだにのみ有意な関連がみられた。一方、女性では、認知的SC(信頼)・構造的SC(地域組織への参加)ともにうつ傾向と有意な関連が示された。年齢、世帯状況、暮らし向きなどの交絡変数を調整した後も同様の結果であった。男女で一部異なる結果が示されたものの、以上の結果は、住民間の信頼醸成や地域組織への参加促進が中山間地域高齢者の精神的健康の維持・向上に有効であることを示唆するものである。}, pages = {23--29}, title = {中山間地域高齢者のソーシャル・キャピタルと精神的健康の関連}, volume = {39}, year = {2019} }