@article{oai:niimi-c.repo.nii.ac.jp:00001165, journal = {新見公立大学紀要, The bulletin of Niimi College}, month = {}, note = {P(論文), 本研究の目的は、想定される保育場面において、感情表出に難しさを持つ幼児に対する保育学生の理解と介入方法、および、保育学生のこれまでの家庭内での感情表出風土との関連性を検討することであった。結果、以下の4点が明らかになった。ポジティブ感情とネガティブ感情の両方を表出する家庭風土で育った保育学生は、第1に、感情表出に難しさを持つ幼児に対し、表情情報ではなく状況情報を手掛かりとした介入を行い、第2に、出来事に関係する当事者のうち、どちらか一方だけではなく、双方に介入する傾向がある。第3に、ポジティブな感情を表出する家庭風土で育った学生は、より多くの介入案を想起する。第4に、ネガティブな感情を表出する家庭風土で育った学生に関しては、特に対人葛藤場面での介入ステップ数が多く、より丁寧に言葉を重ねながら幼児に関わる傾向が見られた。以上のことから、感情表出風土は幼児の特性についての理解や介入の内容 と関連することが示された。}, pages = {31--38}, title = {感情表出に難しさを持つ幼児に対する保育学生の介入 -感情表出風土との関係性-}, volume = {39}, year = {2019} }