@article{oai:niimi-c.repo.nii.ac.jp:00001182, journal = {新見公立大学紀要, The bulletin of Niimi College}, month = {}, note = {P(論文), 本研究の目的は、中山間過疎地域にあるA地区に居住する高齢者の防災意識と準備状況について、防災対策に関する講話を聴講する前後で質問紙調査を実施し、その変容の実態を明らかにすることである。結果、21名から回答を得られ(回収率87.5%)、災害経験者は約2割と少なく、講話を聴講する以前に災害について「話し合っている」人は約3割であった。講話を聴講した3ヶ月後、「話し合っている」人は約6割に増加したものの、7ヶ月後は微増したのみあった。準備状況において5割以上実施している項目は、講話を聴講する以前及び聴講した3ヶ月後は「懐中電灯の準備」、「避難場所の決定」であり、7ヶ月後は「消火器や水の準備」が加わったのみであり、具体的な防災対策の定着には及んでいなかった。そのため、自助力を高めると共に、地域の互助力・共助力を強みに要援護者の情報を共有し、災害時を想定した準備や対応を平時から検討するなど地域全体での防災対策の強化が必要であることが示唆された。}, pages = {153--158}, title = {中山間過疎地域に居住する高齢者の防災意識と準備状況の変容の実態}, volume = {39}, year = {2019} }