@article{oai:niimi-c.repo.nii.ac.jp:00001199, journal = {新見公立短期大学紀要, The bulletin of Niimi College}, month = {Dec}, note = {P(論文), 本稿では, 保育所に子どもを通わせる保護者へのアンケートを通じて, 子どもの絵本体験を検討した。 その結果, 以下の諸点が明らかとなった。第1に, 子どもの絵本体験には, 年齢の上昇に伴う差異がみられた。保育者の絵本の与え方でも, 子どもの絵本への接し方でも, 年齢の上昇に伴い絵を重視する傾向からストーリーを重視する傾向に移行していた。第2に, 絵本体験には, ジェンダー差が見られた。男児に比べ, 女児の方が早いうちから文に親しむなど, レベルの高い絵本体験をしていた。 また第3に, 女児に後れをとる男児の絵本体験を補う取り組みも見られた。 男児に対しては, 保育所での働きかけと, 父親の読み聞かせが女児よりも和極的に行われていた。 そこで, 今後の保育所では, 良書の雅肱などの絵本選定のサポートや, 母親だけでなく父親も対象にした読み聞かせ指導など, 絵本を軸とした子育て支援の実施が求められる。}, pages = {23--36}, title = {保育所における絵本を軸とした子育て支援と家庭における絵本体験ー岡山県A町を対象として―}, volume = {30}, year = {2009} }