@article{oai:niimi-c.repo.nii.ac.jp:00001220, author = {原田, 信之}, journal = {新見公立大学紀要}, month = {Dec}, note = {正徳三年(一七一三)首里王府編『琉球国由来記』の伊平屋島の項には伊是名島のウンジャミとシヌグに関する記述があるが、伊平屋島や野甫島のウンジャミ・シヌグの記述はない。しかし、伊平屋列島(沖縄県伊平屋村・伊是名村)の有人島である伊平屋島、野甫島、伊是名島を調べると、有人島三島すべてにウンジャミ・シヌグが行われていたことがわかる。伊平屋列島のウンジャミは豊漁祈願の祭事とみられ、シヌグは子どもの成長を祝う祭事とみられる。野甫島のウンジャミには魚釣りや亀捕りの所作、シヌグには木馬に乗る所作があり、共に笑いを伴う雰囲気だったようで、注目される。伊平屋列島のシヌグは、伊平屋島田名と伊是名島が男児のみを祝い、伊平屋島我喜屋・島尻と野甫島が男児・女児を祝う行事となっている。通常、琉球列島のシヌグは「男の折目」とされるが、伊平屋列島の事例では、シヌグは「男の折目」とまとめることはできないことがわかる。}, pages = {1--10}, title = {沖縄県伊平屋列島のウンジャミ・シヌグ伝承}, volume = {40}, year = {2019} }