@article{oai:niimi-c.repo.nii.ac.jp:00001239, author = {立浪 朋子}, journal = {新見公立大学紀要}, month = {Dec}, note = {国民学校令施行期の「精神薄弱」児を対象とした養護学級の実態について、東京の養護学級を事例に、当時の学校衛生関連雑誌の記述内容を基に検討を行った。昭和期に入ると「精神薄弱」児を対象とした特別学級は減少し、国民学校令施行期の養護学級の中ではごく少数であったことは先行研究も指摘するとおりである。だが、わずかながら存在した「精神薄弱」児を対象とした養護学級では、小杉長平、長野幸雄といった戦後の「精神薄弱」児教育・福祉にも影響を与えた人物が担任訓導として教育を行い、対象児の選定、教育内容、課題への対応にあたり、「精神障害」児教育の発展を目指した努力や工夫が行われていた。今後は小杉、長野ら国民学校令施行期に養護学級担任を務めた人物が、戦後の「精神薄弱」児教育・福祉に関わるなかで養護学級での経験がどう反映されたか、また養護学級と少年教護院はどう関わっていたのかを明らかにすることも課題である。}, pages = {141--146}, title = {国民学校令施行期における「精神薄弱」児を対象とした養護学級の実態-東京の養護学級を事例として-}, volume = {40}, year = {2019} }