@article{oai:niimi-c.repo.nii.ac.jp:00001256, author = {芝﨑 美和 and 芝﨑 良典}, journal = {新見公立大学紀要}, month = {Dec}, note = {本研究の目的は、過去の謝罪情報と現在の謝罪情報といった2つの情報に基づき、加害者についての認知がいかに形成されるかを明らかにすることであった。分析の結果、加害者の認知には、第1に現在の謝罪情報に基づいた認知の形成がなされ、第2に現在の違反で謝罪しなかった加害者に関しては過去の謝罪情報を考慮しつつ認知が形成されるというように、段階的な認知形成が行われることが明らかになった。また、類似場面での謝罪予測に関しては、過去と現在の2つの謝罪情報を考慮し、2つの情報に矛盾がなく、両時制においてともに謝罪していた加害者については、類似場面での謝罪が高く予測され、反対にともに謝罪しなかった加害者については類似場面での謝罪が予測されなかった。他方、2つの情報に矛盾がある場合は、現在の謝罪情報、過去の謝罪情報の順に優先処理を行い、類似場面での加害者の謝罪について予測することが示された。}, pages = {49--54}, title = {被害者は加害者をいかに認知するか −2つの謝罪情報の処理に着目して−}, volume = {41}, year = {2020} }