@article{oai:niimi-c.repo.nii.ac.jp:00001359, author = {髙月 教惠}, journal = {新見公立大学紀要, The Bulletin of Niimi University}, month = {Dec}, note = {1920(大正9)年5月、大原壽惠子が発起人となり修養教化団体「倉敷さつき會」が設立され、1925(大正14)年3月、保育所「若竹の園」が開設された。2020(令和2)年5月、「倉敷さつき會」は100周年を迎えた。「倉敷さつき會」100年の歴史を、活動内容を中心に考察した結果、戦前の「倉敷さつき會」の会長はじめ会員は、「各自ノ向上及親睦ヲ計リ且ツ應分ノ社会奉仕ヲ為ス」の会則どおり、修養と親睦に努め、保育所開園と同時に、園行事や付帯事業に保育所職員とともに参加し、資金調達をして、保育所「若竹の園」を支えた。「保育の社会化」といわれる今日において、この倉敷の町の一婦人団体の事実が、町に県に国に「保育の社会化」を拡張する力になったのは確かである。戦後は、児童福祉法の制定によって直接保育所経営に関わることはなくなったが、「倉敷さつき會」創設時の意思は引き継がれ、会長はじめ会員は修養向上に努め、「若竹の園」を支え続けている。そのことによって、「若竹の園」の開園当初の理念「子どもの育つ権利を認めて、育つための環境を整えて、一人一人の人格を尊重して育てる」は、今も変わることなく、引き継がれて実践されている。}, pages = {29--42}, title = {保育所「若竹の園」倉敷さつき會100年の歴史-1920年~2020年-}, volume = {43}, year = {2022} }