@article{oai:niimi-c.repo.nii.ac.jp:00001361, author = {渡部 昌史 and 矢嶋 裕樹 and 青木 謙介 and 古田 康生}, journal = {新見公立大学紀要, The Bulletin of Niimi University}, month = {Dec}, note = {本研究では、女子学生を対象に体力・運動能力の心理社会的要因を明らかにすることを目的とした。体力・運動能力の心理的要因として身体活動セルフエフィカシー、運動に対するポジティブな態度、社会的要因として運動ソーシャルサポートを取りあげた。2015年から2018年の間にA短期大学に在籍していた女子学生計211人のデータを用いて、「運動ソーシャルサポート」が「身体活動セルフエフィカシー」および「運動に対するポジティブな態度」を介して「体力・運動能力」に影響すると仮定したモデルの適合度及びパス係数を構造方程式モデリングにより検討した。その結果、モデルの適合度はおおむね良好であった(CFI=0.963、RMSEA=0.063)。パス係数に注目すると、「運動ソーシャルサポート」が「身体活動セルフエフィカシー」および「運動に対するポジティブな態度」を介して「体力・運動能力」に与える間接効果はいずれも正値かつ有意であった。以上より、女子学生への運動ソーシャルサポートの提供は、運動に対する肯定的な態度の涵養と運動に対する自己効力感の向上をもたらし、ひいては身体活動量の増加ならびに体力の維持・向上につながる可能性が示唆された。}, pages = {51--56}, title = {女子学生の体力・運動能力に関連する心理社会的要因-構造方程式モデリングによる検討-}, volume = {43}, year = {2022} }