@article{oai:niimi-c.repo.nii.ac.jp:00001362, author = {真壁 五月 and 矢嶋 裕樹 and 沖本 克子}, journal = {新見公立大学紀要, The Bulletin of Niimi University}, month = {Dec}, note = {本研究の目的は、実親の介護に対する子の認知・意味づけの観点から、日本の家族介護に関する研究における「介護意識」概念の活用状況を分析し、その構成要素を明らかにすることで、看護に関する知識をさらに発展させるための手がかりを得ることである。国内の主要な文献データベースから「介護意識」をキーワードとして得られた52文献を分析対象とし、Rodgers(2000)の手法を用いて概念分析を行った。結果、実親の介護に対する子の「介護意識」の属性として、5つのカテゴリー【情愛】【義務・責任】【報恩】【世間体】【自身の介護への期待】が抽出された。先行要因として【子の個人的背景】【家族の歴史・家族関係】【生活環境からの影響】が、帰結として【在宅介護を志向する】【高齢者福祉サービス利用への心理的抵抗感と利用抑制】【介護を優先し仕事を調整する】【介護継続意志を支える】【介護者の身体的・精神的健康への影響】【介護できない場合、葛藤する】が抽出された。実親の介護に対する子の認知・意味づけの観点から現時点での「介護意識」を定義し、「介護意識」が表現されたモデルケースを提示した。}, pages = {57--70}, title = {実親に対する子の「介護意識」の概念分析-Rodgersの概念分析の手法を用いて-}, volume = {43}, year = {2022} }