@article{oai:niimi-c.repo.nii.ac.jp:00001378, author = {岡本 直行}, journal = {新見公立大学紀要, The Bulletin of Niimi University}, month = {Dec}, note = {本稿は、2006年から2009年まで実践されたT市の取り組み「親子で自然とあそぼう」の年度計画や保育実践記録等を整理し、植物の栽培活動を通した遊びや造形表現の内容についてまとめることを目的とした。4年間の取り組みでは、「園の環境構成の見直し、改善」「栽培、飼育活動年間計画の作成、内容と方法の拡充」「子どもの心に楽しさや感動等を残す援助」「保護者の気持ちに立った支援の実践」「飼育や栽培の活動に関して親子で会話する場の提供」「体験を遊びや絵画で表現する新たな活動の展開」等、内容の拡充や支援方法の発展がみられた。そして、「保護者の思いを受け止めた取り組みの年間計画を実践すること」「自然との触れ合いで見られる子どもの発見や感動を保護者とともに確認すること」「お互いの気づきや思いを伝えあい共有すること」等を通して共育ちにつながるという結論に至っている。植物の栽培活動を通した遊びや造形表現活動においては、栽培した植物で遊ぶこと、制作活動を行うこと、食べること等、子どもたちに大きな喜びを与える内容を見出している。このように、自然と直接触れ合い体験を重ねることで、自然の美しさや偉大さ、楽しさ等に気づき、感動する心や共感する心、自然を愛する心が育まれる。また、そのような体験を保護者や友人と共有することで、ともに喜び楽しんだ人々に親近感を覚え良好な人間関係を築くことが可能となる。}, pages = {189--194}, title = {植物の栽培活動を通した遊びや造形表現の内容-T市の取り組み「親子で自然とあそぼう」の実践から-}, volume = {43}, year = {2022} }