@article{oai:niimi-c.repo.nii.ac.jp:00000371, author = {小野 晴子 and 川崎 泰子 and 掛屋 純子 and 礒本 暁子 and 塩見 和子 and 柘野 浩子}, journal = {新見公立大学紀要}, month = {}, note = {本研究の目的は,看護管理を基盤とした統合実習Bの学生の達成度を明確にすることである。分析した結果以下のことがわかった。達成度は,5段階リカ―ト法を用いて5項目の平均得点で比較を行った。各項目間の比較は,等間隔尺度を用いて理解度をみた。1. 「実習目標の達成度」は96.3%と高く,「今後の役立ち度」も93%であった。2.実習目標の項目別理解度では「病棟の病床管理」が3.9点で最も高く,「教育との連携・倫理観」が3.0点で最も低かった。3.実習目標の内容別理解度では「医療チーム」,「安全管理」,「人材の確保と育成」の内容が98.3%の同率で全項目中最も高く,「看護の機能評価」が51.2% で最も低かった。また,「学校と臨床との調整・連携」も66.7%と低かった。4.実習目標の達成度と実習内容の理解度に強い相関があることがわかった。( r=0.70~0.50,P<0.000 )5.学生の学びや感想では,「管理者の役割・機能」について学べたと述べ,「教育と臨床の連携不足」を感じていた。 以上のことから,カリキュラム改正初年度の看護管理実習「統合実習B」における学生の自己評価による達成度は高く,臨床実践能力の修得,看護をマネジメントできる基礎的能力の育成に繋がっていることがわかった。また,教育上の課題も明確となったので検討を加え改善していきたい。}, pages = {1--10}, title = {臨床実践能力の修得に向けた統合実習Bの達成度}, volume = {33}, year = {2012} }