@article{oai:niimi-c.repo.nii.ac.jp:00000443, journal = {新見公立大学紀要, The bulletin of Niimi College}, month = {}, note = {P(論文), 成人看護学援助論の終末期患者紙上事例グループワーク演習における学生のトータルペイン(相互に影響 し合う身体的、心理的、社会的、スピリチュアルな4つの側面を持つ苦痛)への理解を明らかにする目的で、 2013年度成人看護学援助論Bを受講した看護学部2年生のグループワーク演習の記述の分析を行った。結果、 「痛い」など、患者の身体的苦痛は学生のグループ間の分類に差が少なかった。一方、「本来なら嫁があれこ れ世話をするのが本当なのに・・・」等の記述は、グループ間で分類に差があり、4つの全ての苦痛に分類が 分かれる結果となった。演習を通して、苦痛を分類することの難しさからそれぞれの苦痛が相互に影響しあ っている事への学生の理解が深まっていた。また、学生あるいは患者個々人の意味づけによってアセスメン トが変化することへの気づきがあった。よって終末期紙上事例を用いたグループワークはトータルペイン理 解への有用性があると考える。一方、限られた授業時間の中で、人生の終焉を迎える方々への援助を学ぶに は限界があり、講義の枠を越えた総合的な学習の工夫の必要性がある。}, pages = {33--36}, title = {終末期患者紙上事例における看護学生のトータルペインへの理解}, volume = {35}, year = {2014} }