@article{oai:niimi-c.repo.nii.ac.jp:00000444, journal = {新見公立大学紀要, The bulletin of Niimi College}, month = {}, note = {P(論文), 本研究の目的は,保育者の科学的思考力を向上させるために必要な保育者養成校の教育プログラムを考察 することである。そのため,保育者養成校に入学した学生の自然科学に対する興味・関心および基礎知識の 内容を調査した。また,同時期に看護師養成校に入学した学生と比較し,高等学校の理科履修量と科学的思 考力の関係を調査した。 その結果,次のことが明らかとなった。今回調査した保育者養成校学生の多くは高等学校で理系以外のク ラスに属していたこと。生物学分野と地学分野に関しては高い興味・関心があるが,物理学分野と化学分野 に関しては興味・関心が低いこと。自然科学の基礎知識の正解率は日本人の平均と比較して高いことが示さ れた。しかし,その理解度は,選択肢問題または2択問題では正解できるが,自ら説明できる程度には至らな い事項が多かった。看護師養成校の学生と比較すると,保育者養成校の学生は科学的な情報の収集をより受 動的に収集していることがわかった。また,基礎知識の問題では化学分野の正解率が低かった。科学現象の 説明問題も保育者養成校学生と比べて正解率が低かった。このことから保育者養成校では,特に物理学分野 および化学分野の内容を重視して補充する必要があると考える。また,学生がデータを正しく読み取り,科 学的根拠や妥当性を判断し,自らの言葉で内容の説明ができるような力を育てる教育方法の工夫も求められ る。}, pages = {37--42}, title = {保育者養成校入学者の科学的思考力 : 看護師養成校入学者との比較}, volume = {35}, year = {2014} }