@article{oai:niimi-c.repo.nii.ac.jp:00000447, journal = {新見公立大学紀要, The bulletin of Niimi College}, month = {}, note = {P(論文), 本研究の目的は,基礎看護学実習Ⅱにおけるヒヤリ・ハットの発生状況から今後の医療安全教育の課題を 明らかにすることである。学生が体験した8事例のヒヤリハットを分類すると,『療養上の世話』では「行 為・清潔(1)」「移乗・移送(2)」「姿勢・体位(1)」「食事・栄養(2)」「排泄(1)」,『診療の補助』では 「測定(1)」であった。また,ヒヤリ・ハットの要因は「注意不足(5)」「スタッフとのコミュニケーション 不足(1)」「危険予測の困難(1)」「知識・技術不足(2)」「環境・設備の不備(1)」であった。学生に,看護 者としての倫理観に基づいた医療安全・事故防止の考え方の基礎を修得させ,学生の患者の安全に関する感 度があがる教育をすることが必要である。そのためには,医療安全・事故防止に関する教育は学内での学習 には限界があるため,実習において学内で修得した知識と実際を結びつけ,看護実践の丁寧な振り返りがで きるような教員のかかわりが今後の課題である。そして,ヒヤリ・ハット体験をクラス全体で共有するシス テム作りが必要である。}, pages = {53--56}, title = {看護学生の医療安全教育への課題 : 基礎看護学実習Ⅱでのヒヤリ・ハット発生状況から}, volume = {35}, year = {2014} }