@article{oai:niimi-c.repo.nii.ac.jp:00000448, journal = {新見公立大学紀要, The bulletin of Niimi College}, month = {}, note = {P(論文), 本研究の目的は,看護学生のがんの知識度とその学年別知識度の違いについて明らかにすることである。 A大学看護学部の学生にがんの知識についてアンケート調査を実施した。その結果,多くの学生は,がんが 喫煙や飲酒などの生活習慣でリスクが増加することやがんが身近な病気であることについての知識を得てい た。しかし,がんの病理学的な知識を十分得ていなかった。「がんは細胞の老化による病気である」,「1㎝の がんができるまで10年以上かかる」,「生活の欧米化によって『欧米化がん』が増加している」,「少し汗をか く程度の運動で大腸がん・乳がんの予防になる」,「麻薬による緩和は死期を早める」の項目の平均値の差で は,3年生になると平均値が高く有意差が見られ,学年進度を追うごとにがんに対する知識が深まっているこ とが明らかとなり,講義によるがんに対する知識の習得や実習体験による知識などが影響していた。しかし, その一方で,「健康な人の体の中でも毎日5000個のがん細胞ができている」では学年進度に関係なく有意差は なかったものの2年生より1年生のほうが平均値は高く,「1㎝大のがんは検査で発見できる最小の大きさで ある」の項目は2,3年生より1年生のほうが平均値は高かった。今回の結果から学生の知識は,学年進度 とは別に興味関心が知識につながっている。今後も様々な場面で興味関心が向けられるような知識提供の方 法が効果的であることが考えられた。}, pages = {57--60}, title = {看護学生のがんの知識度と学年別知識度についての検討(第3報)}, volume = {35}, year = {2014} }