@article{oai:niimi-c.repo.nii.ac.jp:00000509, author = {矢庭, さゆり and 矢嶋, 裕樹}, journal = {新見公立大学紀要}, month = {}, note = {本研究の目的は,在宅要援護高齢者の社会的孤立の実態とその関連要因を明らかにすることであった。A県6 市町村に居住する要介護1 ,2 の認定を受けた要援護高齢者600名を対象に無記名自記式質問紙を用いた配票調査を実施し,回答が得られた491名(81.8%)のうち,65歳以上の者469名(78.1%)のデータを分析に用いた。社会的孤立の測定にはLubben Social Network Scale 6 項目短縮版(LSN-6)を用いた。LSN-6の平均は13.7±6.1点,「社会的孤立(12点未満)」に該当する者は178名(38.0%)であった。分散分析の結果,前期高齢者,独居,義務教育のみ修了,居住年数10年未満,経済的ゆとりがない,日常生活自立度が低い,通所系サービスを利用していない者は,そうでない者よりもLSN-6の平均値が有意に低く社会的孤立傾向にあった。以上より,要援護高齢者においては,年齢や身体機能といった身体的要因のみならず,世帯構成や教育歴,経済状態等の社会経済的要因も社会的孤立のリスク因子となりうる可能性が示唆された。}, pages = {1--6}, title = {在宅要援護高齢者の社会的孤立の実態とその関連要因}, volume = {36}, year = {2015} }