@article{oai:niimi-c.repo.nii.ac.jp:00000518, author = {吉村, 淳子 and 芝崎, 美和}, journal = {新見公立大学紀要}, month = {}, note = {保育者養成におけるピアノ指導については,これまでにも,さまざまな先行研究が行われてきている。本稿では,過去10年間の保育者養成校で行われたピアノ指導に関する先行研究を検討しながら,指導内容,教材研究などのピアノ指導における問題点を論じ,これからのピアノ指導の検討を目的とした。同時に学習する上で重要な要素のひとつである自己効力感に着目し,ピアノ授業に臨む個々の学生の自己効力感について調査を行った。その結果,自己効力感は,入学前のピアノ経験の有無が大きく影響していることが明らかになった。ピアノの授業に対して,ピアノの経験者は自己効力感が高く,未経験者は低いことが分かった。さらに,ピアノ未経験者は, 1 年間ピアノを学習した後の2 年生になっても自己効力感は上がらず低いままであることが明らかとなった。このことから,ピアノ指導に関して今後は①保育者養成という視点を持ったピアノ指導をする。②学生がピアノ学習に意欲を持って取り組める授業をする。つまり,自己効力感を高めていく指導を行う。③指導者の意識を変えていく。④学習レベルに応じた採点基準の確立をしていく必要があるという結果が得られた。}, pages = {59--66}, title = {保育者養成におけるピアノ指導について −学生の自己効力感に着目して−}, volume = {36}, year = {2015} }